■概要
www.amazon.co.jpの検索結果から任意の商品を非表示にするユーザースクリプトです。
元々はKindleの注文済みを非表示にしたいと思い作成しました。
デフォルト設定では検索結果中のスポンサー(スポンサープロダクト)やおすすめ、もう一度買う、1-Click購入ボタン、カートへ入れるボタンも非表示にします。
その他おまけで「出品者Amazon.co.jpを選択」ボタンやサクラチェッカーやkeepaへのリンクも付けてみました(邪魔な場合は「各種設定」にて消せます)。
■使い方
デフォルト設定で検索結果の中の「スポンサー」と付いた商品が非表示になります。
検索結果の各商品の右下に[非表示]が追加されるのでそれをクリックすると次回からその商品を非表示にできます。もう一度クリックすることでキャンセルできます。完全に非表示になったものはTampermonkeyのメニューに追加されるコマンドの「非表示/確認」を選択すると半透明で表示されるので、そこで非表示解除できます。
コマンドの「Kindle注文済みスキャン」でKindleの注文済みを非表示に設定できます。
非表示にしたASINの情報や設定はローカルストレージに保存しています。ブラウザに保存されているwww.amazon.co.jpのサイトデータを削除すると非表示設定は消えるのでご注意ください。
■コマンド説明
Tampermonkeyのメニューに以下のコマンドが追加されます。以下はそれぞれのコマンドの説明です。
【非表示/確認】 確認モードとなり非表示中のものが半透明で表示されます。[非表示]をクリックして非表示を解除できます。もう一度コマンドを実行すると非表示モードに戻ります。
【Kindle注文済みスキャン】 対象はKindle(電子書籍)のみです。現在表示中の商品の中から注文済みの電子書籍を非表示に設定します。スキャンには時間がかかります。(商品ページの上部にある『お客様は、20XX/XX/XXにこの商品を注文しました。』を見て注文済みと判断しています)
【全部非表示】 検索結果に表示されている全商品を非表示に設定します。
【Undo】 直前で非表示にした商品を元に戻します。コマンドの「Kindle注文済みスキャン」や「全部非表示」で間違って大量に非表示にしてしまったときに使うと良いです。「NGASIN管理」で削除してしまったNGASINも直後ならUndoできます(ただしタイムスタンプは現在時刻になる)。
undo情報はセッションストレージに保存しているため、タブやウインドウ間では共有されず、タブを閉じると消えてしまいます。
【各種設定】 以下の設定ができます。
・スポンサープロダクトの表示設定
・検索上部と内部の広告表示設定
・「おすすめ」や「もう一度買う」の表示設定
・「1-Click購入」および「カートへ入れる」ボタンの表示設定
・価格やポイントの強調設定
・「Kindle注文済みスキャン」にKDP疑い(※)を含めるかの設定
・サクラチェッカーへのリンクの非表示設定
・商品右下の[非表示]ボタンの非表示設定
・「出品者をAmazon.co.jpで絞込」ボタンの非表示設定
※KDPは個人出版のようなものです。商品ページに出版社名がないものを「KDP疑い」としています。青空文庫も出版社名がないためKDPと判定しますのでご注意ください。
【NGASIN管理】 非表示設定にしたASIN一覧が表示されます。これをコピーしてエクスポートの代わりにしてください。ASINの一括追加はインポートの代わりです。「○○日以上参照のないものを削除」ボタンを押すと、その日数以上使用されていないASINが削除されます。これらのデータはローカルストレージに保存されています。www.amazon.co.jpのサイトデータを削除するとすべて消えてしまうのでご注意ください。
■「出品者Amazon.co.jpを選択」ボタンについて
おまけ機能としてサイドバーの一番上に表示されます。URL末尾に&emi=AN1VRQENFRJN5を追加するだけの簡単なものです。
サイドバーに「通常配送料無料」や「明日までにお届け」の項目がないときは表示されません(kindle等の出品者設定が無効なジャンルではこれらの項目がないため)。
ボタンが邪魔な場合は「各種設定」にて非表示にしてください。
■サクラチェッカーやkeepaへのリンク
[サクラ]はサクラチェッカーへのリンク、[keepa]はkeepaへのリンクです。おまけで付けてみました。
サクラチェッカーとは商品レビューのサクラ(やらせ)度をチェックするサービスです。
keepaでは過去の価格推移を調べられます(ただしkindleは未対応)。
ボタンが邪魔な場合は「各種設定」にて非表示にしてください。
■動作確認
Windows10 + Firefox 126.0 + Tampermonkeyで動作確認しています。
十分な確認をしていませんが、おそらくChromeでも動作します。
Greasemonkeyでは動作しないようです。Tampermonkeyでの使用をおすすめします。
■サポートについて
Amazon側の仕様変更によりスクリプトが正常に機能しなくなることがありえます。すべての仕様変更に対応できるとは限りませんのでご了承ください。
■更新履歴
1.4.0 NGASIN管理の「100.0日以上参照のないものを削除」の日数を複数から選択できるようにした。
1.3.5 消せてない「カートに入れる」ボタンがあったので対応
1.3.4 「出品者Amazon.co.jpを選択」ボタンの表示条件を調整。Amazonのサイドバー部分が不安定なためたまに表示されないことがあったのが減るはず(まだ完璧ではない)。
1.3.3 検索内の広告消しを調整など
1.3.2 Kindleの検索結果にランキングが表示されるようになったので非表示(各種設定の「おすすめ」で非表示設定を解除可能)。
1.3.1 出品者をAmazon.co.jpに絞り込むボタンを調整、選択中はボタンを赤くするようにした。ついでに名前を「出品者Amazon.co.jpを選択」に変更(複数選択時は絞込ではなく選択となるため)。
1.3.0 「カートへ入れる」ボタンが出現するようになったので非表示にする(各種設定で非表示設定を解除可能)
1.2.7 「Kindle注文済みスキャン」で注文済みを誤爆するようになったので修正(Amazonの微妙な変更によるもの)。
1.2.6 [非表示]を押したときのレイアウトがたまに崩れるのでスタイルシートを少し調整
1.2.5 Amazonの仕様変更で「Kindle注文済みスキャン」が動作しなくなっていたので対応。ついでに@includeではなく@matchを使った方が良いらしいので変更。
1.2.4 keepaへのリンクを付けてみる。
1.2.3 たまに出現する新UIに対応(「出品者をAmazon.co.jpで絞込」ボタンの部分)。今までライセンスの記載がなかったので記載(MITライセンスにした)
1.2.2 スポンサープロダクトの取りこぼしに対応
1.2.1 サクラチェッカーへのリンクを付けてみる。広告消しのCSSを微調整。「追加設定」を「各種設定」へ改名
1.2.0 たまに出現する新UIに暫定対応
1.1.24 「出品者をAmazon.co.jpで絞込」ボタンの追加。ついでに上部の広告取りこぼしを発見したので対応
1.1.23.1 前回更新で忘れていた個所の更新(今後忘れないようにコードを整理)
1.1.23 サイトの仕様が微妙に変化したため対応など
1.1.22 まれにスポンサープロダクトを取りこぼしていたのを改善(したつもり)。細かいデザイン変更
1.1.21 サイトの仕様が微妙に変化したため対応などなど
1.1.20 検索結果内のビデオ広告をデフォルトで非表示(今まで検索上部にとどめていた広告非表示を検索内まで拡大。「追加設定」で表示設定可能)
1.1.19 取りこぼしが出始めたので対応(サイトの仕様が微妙に変化したため)。ついでにポップアップを調整(0.1秒以内はまとめるなど)
1.1.18 検索上部の広告非表示が一部で働かなくなっていたので対応(サイトの仕様が微妙に変化したため)
1.1.17 KDP疑いが誤判定していたので修正(サイトの仕様が微妙に変化したため「出版社」の取得に失敗していた)
1.1.16 「もう一度買う」を非表示対象(「追加設定」で表示設定可能。FEATURED ADVISERを見かけなくなったのでこれに統一)
1.1.15 検索上部の広告非表示が働かなくなっていたので対応(サイトの仕様が微妙に変化したため)
1.1.14 実行対象のページ追加。価格強調で¥0を強調できていなかったのを修正。kindle注文済みスキャンの意味のないエラーを修正(サイトの仕様が微妙に変化したため発生)
1.1.13 検索上部の広告をデフォルトで非表示(「追加設定」で表示設定可能)
1.1.12 目立たない価格やポイントを強調するようにした(「追加設定」で強調しない設定可能)
1.1.11 検索結果中の1-Click購入ボタンをデフォルトで非表示(「追加設定」で表示設定可能)
1.1.10 前回更新したUndoが動作していなかったので修正
1.1.9 Undoの対象を拡大。NGASIN管理で削除したASINも直後なら復活できるようにした(ただしタイムスタンプは現在時刻になる)
1.1.8 「追加設定」をチェックボックス式にして分かりやすくした
1.1.7 「NGASIN管理」のASIN一覧にフォーカスが当たると全選択するようにした
1.1.6 FEATURED ADVISER(おすすめ等)をデフォルトで非表示(「追加設定」で表示設定可能)
1.1.5 「Kindle注文済みスキャン」にエラー件数を表示するようにした(ここ最近Amazonのページ読み込みエラーが多いため)
1.1.4 「非表示設定」ボタンを非表示する設定追加。コマンド「追加設定」に項目があります
1.1.3 おすすめ商品やベストセラーに誤爆するので対応。ついでに実行タイミングを変更してみる
1.1.2 新UIでundo情報をセッション終了まで保持しなくなっていたので対応
1.1.1 新UIで一部商品に非表示設定ボタンが出ないケースに対応
1.1.0 たまに出現する新UIに暫定対応
1.0.2 スポンサープロダクト判定部分を簡素化など
1.0.1 Undoすると一時的に全表示されてしまうのを修正
1.0.0 公開